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gleco・きまぐれ テーマソング 「Prelude in G minor」 Rachmaninov 〉〉

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瑛彪・玄彪
birthday:
1985/08/03
job:
大学生・美術部員
hobby:
図画工作
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スピッツと
マグリットと
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ねこ科の動物が大好きなやつです

             どうぞよろしく☆




gleco 

ぐれ猫グレコです。

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ある日バイト先でししまが、「今日何時まで授業ある?」と尋ねてきた。

「次の1時間で終わりだよ」と答えた時、まさか

「じゃあ、それ終わったら、上野のムンク展に行こうよ」と誘われるなんて、
夢にも思わなかった・・・。

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この日、目覚ましよりも早く起きた。

メール着信の携帯のバイブで目が覚めたのだ。

毛布にもぐって寝るのが癖な僕は、手だけ音のするほうに伸ばす。

冷たい畳の上をまさぐり、震える通信機をつかむや否や、毛布の中に引きずり込む。

外から見ていると、ホラーまがいだ。


メールが来ているらしい。


開くと、クラ友からだ。

『急でごめんけど、今日の夕方、アカペラのコンサートに行かないか?』

「行く!!」

ガバッと毛布を跳ね除けて、返事する。

僕はアカペラ大好きなのだ。

しかも、今回のコンサートは、美部の部室の真上でいつも練習している、アカペラサークルのライブ。

行きたいと思いつつ、今年もチケットが手に入らずに地団太踏んでいたのだ。

行かないはずがない!


返事しても聞こえるはずがないので、返信する。

かくして、本日の予定が決定した。


 

「soboku同盟」というのがありまして。

 

あれは1年の時だった。

ふにちゃんが唐突にこんな質問をしてきた。

「瑛彪ッちゃん、『魔女の宅急便』で泣いたことある?」

「え、」

ふにちゃんのキラキラの瞳に見つめられ、嘘はつけない。

「       ・・・あるよ〃〃」
(ジジが言葉をしゃべらなくなった時とか)

「じゃあ、瑛彪ッちゃんも加盟だねっ!」

こんな流れで、僕も「soboku同盟」の一員になってしまった。


「soboku同盟」加盟条件は、素朴であること。

その基準は前述の通り、『魔女宅』で涙するか否か。
(略するとオタクっぽいけど、唯単にジブリアニメが好きな集団と考えてもらっていい)


結成されてから2年半後、ようやく念願のジブリ美術館訪問が実現した。

・・・

 

六本木のモネ展行ってきた

朝一で行こう!とて10:00前に新国立美術館に向かったのだが、既に長蛇の列!

それでもそんなに待たずに入れてホッとした。


モネは光の魔術師だ、とつくづく思う。

影さえ明るいモネの絵は、光に満ち溢れている。

もやの中の風景とか、夕暮れとかの表現を、白をかぶせるのではなく、色彩で表しているのがすごい。

モネが極め続けた水面の表現も、本物の水みたいでため息が出る。

何よりも、本物を見て、タッチの大切さを体感できた。

タッチによって沈む夕日からぼやぼやと広がっていく夕焼け。

静かに、時おりきらめく水平な海。

大胆な構図で、白昼の中くっきりと照らされる岩壁と、真っ暗な岩窟。

階調か効いた、大地に積もる雪の濃淡。

自然の表情とともに、モネの息遣いが伝わってくる。

 


モネの連作も一部あった。

橋や睡蓮、積み穂、日常の中にあるもの、同じものを、しつこいまでに繰り返し描き続ける。

しかし、同じ絵は二つとない。

同じ大聖堂でも、彼に描かれることによって、様々な表情を見せる。

それは色彩の違いだったり、天候の影響だったり、時間の違いだったり、、、

モネはどうしてこんなに、ひとつの対象を書き続けたのだろうか

その疑問の答えのヒントは、この時代背景にあると思われる。


以下、MONET展から脱線します。

産業の発達、科学技術の進歩。
その中で絵画の世界に大きな影響を与えたのが、写真機の登場である。

写真は対象をありのまま写す。
しかも操作方法がわかれば、誰でも簡単に写すことができる。

そう、誰でも。

写真の登場によって画家たちに突きつけられた命題、
絵とは何なのか
なぜ絵を描くのか

この根本的な問題に、ひたすら立ち向かって行った画家の一人が、モネであろう。


随分昔に呼んだエッセイ『徹底的に正真正銘なもの』で、
本当は「書くこと」を解説するために挙げられた例ではあるが、
絵画と写真の違いを論じた部分があったのを思い出す。

「描く対象に対して愛情を注ぐにとどまらず、
その対象を造形した存在にまで崇敬の念を抱く姿勢、
絵の外にあるものへの強い信頼。

写真的な視覚に進入された絵画には、このような進行を、
どこか根本的な場所から失い始めたといえるのではないか。

 絵画は写真ではない。

肉眼で見たものを手で描く行為は、写真機による光の制限とは違う。

絵画には、その行為の達すべき実在があり、
その行為に要する注意や労力や経験や、
要するに画家のすべてが溶け込んでいる。

その時間と切り離して絵画は生まれようがない。

 モネが追求したのは、『見える通り』とはどういうことかである。」

 今までなんとなくリアリストは、

現実世界が壊れるのを恐れている臆病者ってイメージだったけど、

モネの生涯をかけた挑戦を目の当たりにして、

こんなリアリストのあり方もあるんだなぁ、とわかった。

 先入見をいれずに、ありのまま、事実だけを連ねる努力。

 ホント、すごいなぁ。


「なぜ描くのか。描くことの選択を怠ってはいないか。
 
 事実の中から何を選ぶか。
 選ぶことで、主観が生じる。

 その主観を取り消す必要はない。いや取り消されたら困る。
事実に対する主観の責任の取り方をこそ、読ませていただきたいのだ。

 ・・・強烈な体験をしたら、それでもういいではないか。

世人には得難いすばらしい体験をあなた一人の胸にしまっておけば、それでかまわないではないか。
 
 なぜ、書く-------------?
 なぜ、書かずにいられない-------------?
 
 『見ることの重み』に真摯に向き合い、『書くことの重み』を拮抗させたとき、
『事実』は別の呼ばれ方をするようになるだろう。」

                            〈徹底的に正真正銘なもの〉

上野に居を構えるM&Mが、美術館のミュージアムショップから、ミュシャのトランプ買って来てくれた
エジプト展に行った時に金欠で買えなかったのが、ずーーーーーっと心残りだったのだ

55枚全柄ミュシャの絵 メッチャ綺麗      Mucha_Play Cards
よく見ると、ウィーン製だった!

ミュシャは4部作がちょくちょくあるので、同じ数字がシリーズになっていた
K・J・10が四季、7が芸術、2が星、というふうに。
あと、クラブの雰囲気がいい
一番のお気に入りはクラブのクイーン「ゾディアック」!

よし、これで正月は、近所の子らと新春・大富豪大会するぞ~!

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