gleco・きまぐれ テーマソング 「Prelude in G minor」 Rachmaninov 〉〉
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毎年12月24日、俗に云うイヴの日には、特別気合を入れる。
部屋の大掃除をするのだ。
誰かが来るわけではない。
強いて云えばサンタかな?
「部屋を綺麗にしないと、サンタさん来ないよ!」
という、幼い頃からしつけ、いや強迫観念が未だ残っているからだ・・・
というより、この忙しい年末の中で、その日だけが暇だからだ。
改めて我が家を見渡すと、
足の踏み場が全くない。
よく見ると、散らかり方に規則性が見出せる。
寝床から同心円状に使用頻度の高い順にモノが散乱している「ハムスターの巣」状態になっているのだ。
因みに、テキストなどの勉強系は使用頻度最低の端っこ。
我ながら凄まじい散らかりっぷり。なんて感心している場合じゃない。
かと云って、すぐに取り掛かる気にもならない。
始めるには相当な気合を必要とする。
ということで、イヴは気合十分で臨みます。
せめてBGMは明るく・・・「DEPAPEPE」をかけて片付け開始!
片付けは嫌いじゃないので、いったん始めるとチャカチャカ進む。
しかし散らかり方が半端ないので、DEPAPEPE3巡して、やっと終了。
綺麗になった我が家を眺めて、悦に入る瑛彪。
ほっと一息つきたいところだが、時計を見ると約束の午後十時、
次のスケジュールが押している。
片したばかりの防寒着を引っ張り出し、
掃き清めた玄関を出、自転車に飛び乗り、
身を裂くような冷気を切って部室に向かう。
学館の前にチャリを停め、3階まで階段を一気に駆け登る。
温かな光の漏れる部室のドアをがらりと開けると・・・そこには誰もいなかった。
「え、そんなはずは」と面食らっていると、
「こんばんは」背後からけん様が。
「あれ、今日は焼きじゃないの?」
イヴ焼き、別名1年生焼きがあるので、自分の作品も入れてもらおうと思ったのだ。
「そうです。みなさん、窯の方へ行かれてますよ。
ほら。焼き、兼、ミニクリパということで、ローストチキン買ってきちゃいました☆」
「わー! さすがイケメン!!」
「しかも半額になっていたので、2本ですよ」
「わー! さすがイケメン!! で、窯は点火しちゃった??」
点火は十時過ぎ、とバヤシコフから聞いていた。
何だかんだで延び延びになるだろうと踏んでいたのだが、
さすがはピカピカ1年生、時刻ぴったりに行動しやがる。
「いえ、まだだと思います 」
ローストチキンを大切そうに袋に戻すケン様のお告げを信じ、
陶作室に残されている自分作を引っつかんで、窯に走る。
窯では、窯詰めが始まったばかりだった。
なんとか入れてもらって、後は後輩に任せて部室に戻る。
部室ではイケメンけんちゃんが、チキンをメインに、テーブルセッティングをしていた。
しかし、後輩たちが窯詰めからなかなか戻ってこない。
時計の針は一周して11時になる。
けんちゃん、おなかすき過ぎでシにそう。
「先輩、ご飯食べました?」
「食べたよ」
そんな会話をして空腹を紛らわそうとするが、やがて、五感を断ち切る手段に出る。
(すなわち、寝に入った。)
けんちゃんが極限状態になってやっと、後輩たちが帰ってきた。
で、待ちに待ったミニクリパ開催。
豚丼にチキン、サラダ、もくもく食ってた。
僕は焼きに参加するわけではないので、遠慮して端っこにいたのだが、おこぼれに預かることができ、ちょこっとクリスマス気分になった。
そうこうして12時になった。
そろそろおいとましようと片付けていると、
部室にサンタが飛び込んできた!!
赤い服に白いひげ、あのサンタクロースである。
しかも2人!!
瑛彪大興奮!
クリスマス気分が一気に上昇
「撮って撮って!」
とせがんで、両手に花ならぬ両手にサンタのショットをとってもらった。
無邪気(?)にはしゃいでいた瑛彪は、興奮が収まったところでサンタに尋ねる。
「ところでどうしたんですか、先輩?」
サンタことKOH先輩が答える。
「いやぁ~暇だったんだよ」
暇だからって、こんなに本格的にサンタするなんて! と一同がどよめく
確かに、暇つぶしで家の掃除をするのとはケタが違う (何の桁だ)
「渋谷の109のトイレで着替えて、ここまで来たんだよね」
「ここがゴールっすか」
「だって、ここでウイイレして暇つぶしじゃあ普通じゃん。だから、思い切ったことをしようってね」
うんと頷くもう一人のサンタは、KOHさんのゼミ友だった。
2人ともすごい。
ってか、2人は結局ウイイレしてるし
でもサンタ姿なのがクリスマスverなのかな?
何だかんだでメリクリだ