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gleco・きまぐれ テーマソング 「Prelude in G minor」 Rachmaninov 〉〉

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瑛彪・玄彪
birthday:
1985/08/03
job:
大学生・美術部員
hobby:
図画工作
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ねこ科の動物が大好きなやつです

             どうぞよろしく☆




gleco 

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今年の年末は土日に近いためか、
学校関係の施設が例年より随分早く閉鎖される。
たいてい28日~3日の4日間くらいだったのが、
今年は26~4日と、一週間以上も閉められてしまう。
インターネットの頼りの綱の図書館が早めに閉まっちゃうのも困るけれど、
学館が閉まっちゃうのが一番困る。

ということで、瑛彪、学館閉鎖の瞬間に立ち会うべく、部室に張り込むことにした。
 



バイトを終えて部室に着いたのは8時半。
部室には、るーたんがひとり。
T.M.の「WHITE BREATH」がガンガンかかっていたので、
「るーたん、寂しいの??」
と聞いてみた。
もちろん、iPodのシャッフルで偶然かかっていただけである。
しかし聞かれたときのるーたんの慌て具合がおもしろいので、わかりきったことでもいじるのがやめられない。

るーたんをいじ(め)ていると、M&Mがやってきた。
「まっ、なにやってんのー」
「ん、見せつけてんの」
そのときはちょうど、空腹のるーたんの目の前で夕飯食うという嫌がらせをしていたときだった。
「おなかすいてませんってば」
抵抗するるーたんをおいといて、
「M&M、何しに来たのー?」
「ん、鍋借りにー。今日学館閉まるってねー」
会話を進める先輩方。
これもまたいじりである。

鍋をかかえたM&Mが帰ると、働きMANのバヤシコが来た。
「あと1時間で学館閉まりますよ?!」
とかいいつつ、3人部室に居残った。

とうとう閉鎖予定時刻の22時になった。

学館になんら変化は見られない。

「そろそろ音楽止めといたほうがいいかな」とバヤシコ。
「電気も消しといたほうがいいよ」と瑛彪。
「ん~、やっぱキーBOXが空いているからばれちゃうでしょ」とバヤシコ。
「ごまかし方ならわかるよ。やってもいい?」と瑛彪。
「え? え? 今から何するんですか??」と、2人の意図(閉鎖された学館の中にこっそり居残ってみる♪)と理解しきれていない、るーたん。

そうこうしているうちに、見回りの警備さんがやってきた。

「がくせーさーん、施錠しますから出てくださーい」

当然、明かりの着いている美部室のドアがノックされる。

「施錠しますので、出てくださーい」
「はーい」
とにこやかにドアに向かって返事して「返事しとけばいいんだよ」と云ったのは何とバヤシコ。
「そんな甘くないぞ・・・」
と瑛彪が云いかけると、廊下から、
「待っていますから、早く出てくださーい」
と声が飛んできた。
『待つのか!!』と同時に3人が突っ込んで、帰り支度を始める。
(それまでは誰一人として帰る意思がなかった)

廊下に出ると、鍵束をもった警備員さんが、文字通り待っていた。

「お手数かけました」と一言添えて、階段を下る。


学館の出口前では、僕たちと同じように締め出された生徒たちがたむろしていた。

僕らは素直に自転車にまたがって帰路に着いた。

「あー、閉められちゃったな」
と、こぎながら僕。
「そうですね。もう行き場がないですね」
と云ったのは、るーたん。
「るーたん、そんな寂しいこと云わないで!!」
実際、あの場所は僕にとってリビング的存在だ・・・。
しかし最近はバイトや学校やらで、部室に寄る頻度が落ちた。といっても、毎日から三日おきになったぐらいだけれど。

ちなみに、一週間以上部室に行かなかったことは3年ぶりぐらいだ。

 

「それじゃあ」
「さようならー」
「よいお年を~」

 

こうして、今年の部室納めが終わった夜だった。
 

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